アイドルの解散は2020年も「大切なお知らせ」が多いのか?

クリスマス、毎年恒例の「明石家サンタ」を見ていたら、不幸な人としてAKB48の峯岸みなみが電話出演。本来は4月に横浜アリーナで卒業コンサートの予定だったが新型コロナウイルスで中止となり、卒業も宙ぶらりんになったことで「卒業詐欺」と言われていると嘆いていた。

コロナの影響を大きく受けている業種のひとつがアイドルだと言っていいだろう。

ところで、アイドルファンの間では「大切なお知らせ」とついた発表の場合はグループの解散など悪いニュース。逆に「重要なお知らせ」とある場合は、ファンにとっては良いニュースとの法則があると以前から噂されていた。

この法則が本当か。2018年に検証し結果は調査した50組のグループ中16組で「大切なお知らせ」とともに解散が発表され、法則が真実であったことがわかった。また記事はYahoo!の気の迷いでヤフトピまで取り上げられた。

あれから2年。令和の今でもこの法則は生きているのか。2020年に解散(活動休止含む)を発表した31組のアイドルグループの発表の言葉を調べると、2年間で大きな変化があった。

「大切なお知らせ」が1位陥落

最も多かったのは「活動終了のお知らせ」という非常にストレートなもので最多の11票を獲得。こぶしファクトリーA応PLADYBABYなどがこの言葉とともに、グループの終焉をファンに告げた。

現在はホームページとともにSNSの公式アカウントでも解散情報が伝えられるのが一般的だ。アイドルの解散の情報はSNSで瞬く間にシェアされるため、ストレートに解散を伝えることは結果としてバズを生みやすくしている。

また白黒をはっきりとつけたがる風潮の中、ワンクッションを置くことで要らぬ怒りやストレスを生むより、情報は率直に伝えほうがリスクヘッジということかもしれない。

 

「活動終了のお知らせ」に続くのが、2年前は1位だった「大切なお知らせ」。

monogatariHAMIDASYSTEMなど7グループが卒業情報にこの言葉を使った。1位の座を奪われたとはいえ、まだまだ解散の可能性が高い言葉なので、応援するアイドルグループがこの言葉を使った時には心の準備をしておいた方がいいだろう。

その次にくるのが「〜に関するお知らせ」。2年前の調査では℃-uteBerryz工房などメジャーグループがこの言葉を使っていることがわかったが、2020年もフェアリーズsora tob sakanaとメジャーなグループが別れにこの言葉を使った。

フェアリーズの解散を告げるホームページ。テキストだけでのお別れにショックを受けたファンも少なくなかった。

 

1票ものではカメトレの「終幕のお知らせ」はより文学的。DESURABBITSの「DESURABBITS2021年6月解散します」という非常にストレートな言葉もあった。

一方、2年前は4票あった「重要なお知らせ」は2020年には1票も入っておらず、”ファンにとって良い情報は「重要なお知らせ」”という噂は2020年では真実だったことがわかる。

ストレートな解散発表は2021年も続くのか

グループアイドルの解散はラストライブの発表と紐づくことが多い。新型コロナの影響でオンラインライブ、もしくはオフラインライブでもソーシャルディスタンスにより以前のような集客、グッズ収入が見込めない状況だ。

その中で、解散の情報を少しでもプロモーションに結びつけようと考えれば、先ほど述べたようにSNSのバズを生む必要があり、結果としてストレートな解散発表が続くのではないだろうか。

困難な状況の中、解散ライブを行えず幕を引いたグループアイドルも今年は多かった。新型コロナの影響は2021年も引き続くことがほぼ確実なだけに、少しでもうれしいお知らせが増えることを願わずにはいられない。

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