かつての2ちゃんねる(現5ちゃんねる)よりもヒドいと言われて久しいYahoo!ニュースのコメント欄、通常ヤフコメ。不適切なコメントは削除されるなどの対応策は出されているものの、体感として改善した感じはない。
仕事柄Yahoo!ニュースは毎日チェックしているが、ここ最近ヤフコメで理不尽なバッシングが目立つ芸能人がいる。山之内すずさんだ。
“芸能人は批判をされているうちが華”なんて考え方もかつてはあったが「いや、さすがに気の毒…」と感じずにはいられないほど山之内さんに関する記事が毎回上がるたびに記事とは特に関係のない批判(意見?)がヤフコメ欄に書き込まれ、それにいいねがついて上位コメントとなる。
しかも批判の内容が本人にはどうしようもないものばかりなのだ。代表的なヤフコメ民の山之内すず批判は次の3パターンだ。
①「ティーンのカリスマ」に対する批判
TikTokで話題となり、恋愛リアリティショー「白雪とオオカミくんには騙されない」で人気となった山之内さんはメディアで紹介される際「ティーンのカリスマ」とよくキャッチコピーをつけられる。2020年12月のYahoo!ニュースに配信された記事を調べると15記事で山之内さんの名前とともに「ティーンのカリスマ」と使われていた。
このキャッチコピーに対して、ヤフコメに書き込む人たちは次のように書き込む。
“ティーンのカリスマ”とはどっかのメディアがつけたキャッチコピーであり、山之内さん自身は自分のことを”カリスマ”とは当然呼ばない。
それどころか本人はオリコンニュースのインタビューでこう答えている。
「最初は不思議で仕方なかったし『なにがティーンのカリスマ?』と。目立つタイプでもないし、自分で人を動かすようなタイプでもないので、わからないです」
本人自体も「カリスマ」という呼称には否定的で、記事内では「ティーンのカリスマはずっとは続かないので、今を大事にしたいです」とめちゃくちゃ冷静に自分を見つめている。
「ティーンのカリスマ」について100歩譲って責めるのであれば、呼ばれる本人でなく「ティーンのカリスマ」と使うメディアに対してすべきだろうし、もし抗議するならヤフコメよりも、それぞれのメディア各社にメールを送る方がよっぽど効果的だ。
メディアに抗議を送る際はぜひ「ティーンのカリスマ」に代わるキャッチフレーズを添えてみてほしい。
②ゴリ押しだという批判
山之内さんは毎日といっていいくらいテレビに出まくっている。需要があるということだが、どうにもそれが気に食わないらしい。
③広瀬すずの方がいい
完全に好みの問題なのだけれど、どうもヤフコメにいる人たちはそれを表明しないと気が済まないらしい。
日本列島総かわいい宣言。山之内さんクラスが掃いて捨てるほどいるのならば芸能事務所のスカウトは苦労しないだろう。
その通り、個人の好みの問題。
あくまで人の好みだが、すずと名前が一緒なだけで比べるのもいかがなものか。
広瀬すずが好きなことはわかった。
三宅健と松平健が全く違うように、名前同じでも別人格だからね。そもそもなぜ広瀬すずさんと比べているのか不明である。ちなみに広瀬さんも露出が一気に増えたころには「ゴリ押し」などと呼ばれていた。
山之内さんへのこうした批判も一過性のものかもしれない。本人も前述のインタビューで「最近は批判の言葉も気にならなくなったので、大事に思ってくれる方のために頑張ろうと思っています」とは語っているものの、まだ19歳。
テレビでいつも笑顔を浮かべていても、理不尽な言葉に傷つかないわけがないのだ。
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